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■JP DNSの安定運用への取り組みについて
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▼JP DNS の課題

  JPRS では、JP DNS のさらなる安定運用実現のため、JP DNS サーバの各運用
  組織とともに次のような課題に取り組んでいます。

    1. DNS サーバ (NS レコード) の最大数
    2. JP DNS サーバ自身のホスト名の委任の複雑さ
    3. IPv6 への取り組み
    4. JP DNS サーバの一極集中問題やそれに伴う電源問題
    5. 特定組織のインフラに結びついていることによる制約

▼取り組み

  これらの問題を解消するために次のような対策を技術的に検討しています。

    - JP DNS サーバのホスト名を ?.dns.jp に統一する
    - BGP anycast の導入

  dns.jp への統一による効果としては、

    - メッセージの圧縮効果により、DNS サーバの最大数が増えます。また
      IPv6 アドレスの導入による情報量の増加に対応します。

    - ホスト名を統一することで、外部に依存する DNS サーバをなくす。

  (詳細はこちら「DNS サーバの最大数について」)

  BGP anycast (*1) の導入による効果としては、

    - DNS サーバの複製を作れるので最大数に縛られなくなる。
    - 地理的な問題が解決される
    - 可用性の向上
    - DoS 対策
    - 独立することによるポータビリティの確保


(*1) BGP anycast とは

  あるサービスに対して、独立した専用の AS および IP アドレスブロックを
  複数の拠点から BGP 的に広報することにより、同一の IP アドレスを多拠
  点からサービスすることを可能にする技術。


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