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■BIND 9.xの脆弱性(再送信の無限ループの発生)について(CVE-2026-5950)
  - バージョンアップを強く推奨 -

                                株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
                                            初版作成 2026/05/21(Thu)
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▼概要

  BIND 9.xにおける実装上の不具合により、namedに対する外部からの攻撃が
  可能となる脆弱性が、開発元のISCから発表されました。本脆弱性により、
  名前解決において再送信の無限ループが発生し、リソースの枯渇が発生する
  可能性があります。

  該当するBIND 9のパッケージを利用しているユーザーは、各ディストリビュー
  ションベンダーからリリースされる情報の収集やバージョンアップなど、適
  切な対応を速やかに取ることを強く推奨します。

▼詳細

▽本脆弱性の概要

  BIND 9.xの名前解決には実装上の不具合があり、リゾルバーにおける不正な
  サーバーのハンドリング処理において、再送信の無限ループが発生する可能
  性があります。

  そのため、外部の利用者がこれを利用することで、当該リゾルバーのサーバー
  リソースの枯渇が誘発される可能性があります。

▽対象となるバージョン

  本脆弱性は、以下のバージョンのBIND 9が該当します。

  ・9.20系列:9.20.0-9.20.22
  ・9.18系列:9.18.36-9.18.48

▽影響範囲

  ISCは、本脆弱性の深刻度(Severity)を「中(Medium)」と評価しています。

  本脆弱性については、以下の脆弱性情報[*3]も併せてご参照ください。

  [*3] CVE Record | CVE
       <https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2026-5950>

▼一時的な回避策

  本脆弱性の一時的な回避策は存在しません。

▼解決策

  本脆弱性を修正したパッチバージョン(BIND 9.20.23/9.18.49)への更新、
  あるいは、各ディストリビューションベンダーからリリースされる更新の適
  用を、速やかに実施してください。

▼参考リンク

  以下に、ISCから発表されている情報へのリンクを記載します。また、各ディ
  ストリビューションベンダーからの情報や前述のCVEの情報なども確認の上、
  適切な対応を取ることを強く推奨します。

  - ISC

   セキュリティアドバイザリ

    CVE-2026-5950: Unbounded resend loop in BIND 9 resolver
    <https://kb.isc.org/docs/cve-2026-5950>

   パッチバージョンの入手先

    BIND 9.20.23
    <https://ftp.isc.org/isc/bind9/9.20.23/bind-9.20.23.tar.xz>

    BIND 9.18.49
    <https://ftp.isc.org/isc/bind9/9.18.49/bind-9.18.49.tar.xz>

▼連絡先

  本文書に関するお問い合わせは <dnstech-info@jprs.co.jp> までご連絡くだ
  さい。

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▼更新履歴
  2026/05/21 11:00 初版作成

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