諮問書、答申書および答申内容への取り組み
2013年5月10日
株式会社日本レジストリサービス
レジストリが収集する登録情報及びWHOISでの登録者名表示のあり方について
2013年3月21日にJPドメイン名諮問委員会より、レジストリが収集する登録
情報及びWHOISでの登録者名表示のあり方に関する答申がなされました。
この答申を受け、当社において検討を行い、答申書記載の事項について、
下記の通り対応を進めます。
記
1. レジストリがドメイン名登録者に関する正しい情報を収集する仕組みを堅持
すべきかについて
答申に従い、引き続き、JPドメイン名においては、レジストリが登録情報を
一元的に管理し、エスクローを有効に機能させるためにも、現在のthickレジス
トリモデルを維持し、レジストリであるJPRSがドメイン名の正しい登録情報を
収集する仕組みを堅持します。
2. 登録者名をWHOISで非表示にすることの是非について
答申に従い、これまで通り、WHOISで登録者名を公開することを原則としなが
らも、登録者からレジストリに提供されるドメイン名の登録情報の正確性向上に
向け、WHOISでの登録者名の非表示を選択可能にするための具体的な検討を進め
ます。
3. 登録者名をWHOISで非表示にする場合の条件について
答申に従い、WHOISで登録者名を非表示にする際に条件を設ける場合には、
「正しい情報の登録を促進する」という本来目的から外れることのないよう、
慎重に検討を進めます。
4. 登録者名をWHOISで非表示にする手続きが乱用されないための措置の必要性
について
答申に従い、WHOISで登録者名を非表示にするための手続きを提供するにあ
たっては、登録者に対して、WHOISで登録者名を非表示にすることの意味や影響
に関する注意喚起や正しい情報を登録することの必要性に関する説明を行いま
す。その上で、非表示を希望する登録者のみが非表示にできるような手順や方
式を導入する方向で具体的な検討を進めます。
5. WHOISで非表示とした登録者名を開示する仕組みの必要性について
答申に従い、登録情報の公開・開示の目的を達成するために、WHOISで登録者
名を非表示にした場合でも、従来通り、開示請求手続で登録者名を開示します。
以上
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