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JPドメイン名についてのお知らせ

JP DPSの公開について

JPRSは2011年1月14日、「JPドメイン名におけるDNSSEC運用ステートメント(JP DPS)」を公開しました。

DPS(DNSSEC Practice Statement)は、管理対象ドメイン名におけるDNSSECサービスの安全性や運用のポリシー、考え方、手順などについて網羅的にまとめた文書で、そのドメイン名のDNSSEC運用者が必要に応じて作成・公開します。

DPSはPKI(*1)におけるCPS(*2)を元にしており、その作成のための枠組みはIETFにおいて標準化が進められています。JP DPSはその記述に、draft-ietf-dnsop-dnssec-dps-framework-03(参考URLを参照)で定められる方式を採用しています。

JP DPSの全文は、以下のURIで公開されています。

用語解説

(*1)PKI: Public Key Infrastructure
公開鍵暗号を用いて本人確認(署名)やデータの暗号化を行うための電子証明書を発行・配布する際の、基盤となる枠組みをいいます。 PKIにより通信における互いの信頼関係を構築でき、安全な通信が可能になります。
(*2)CPS: Certification Practice Statement
PKIにおいて電子証明書の発行局(IA: Issueing Authority)が、証明書の発行、管理、失効及び更新などの一連のサービスで採用する手続きについて網羅的にまとめた文書で、サービス提供時に発行局となる組織自身が作成・公開します。

参考URL