地域型JPドメイン名に関するアンケート実施について

1.地域型JPドメイン名再構築検討部会について

地域型JPドメイン名再構築検討部会（以下「本検討部会」）は、株式会社日本レジストリサービスによって設置された組織で、地域型JPドメイン名（※）の今後のあり方について、検討を行っております。

本検討部会の詳細は以下のページをご覧ください。
  地域型JPドメイン名再構築検討部会
  http://jprs.jp/geo-wg/

※地域型JPドメイン名について

• ドメイン名の形式
  市区町村名と都道府県名で構成します。
  
  <希望する文字列>.<市区町村名>.<都道府県名>.jp
  例）東京都千代田区の組織
       △△△.chiyoda.tokyo.jp
  
  
• 登録要件
  • １つの組織が登録できる地域型JPドメイン名は、属性型JPドメイン名と合わせて１つまで
  • 希望するドメイン名は申請組織または個人の住所との関連が必要

2.地域型JPドメイン名の検討と課題

地域型JPドメイン名は1993年12月に個人や地域に密着した組織（小中学校、役所など）を対象に登録を開始し、2010年6月時点で2797件の登録があります。 地域型JPドメイン名の登録開始以降JPドメイン名の登録ルールが次のように変更され、2002年6月の4338件をピークに減少しています。

• 1998年12月 小中高などの学校向けのED.JPドメイン名の登録開始
• 2001年2月  個人も登録可能な汎用JPドメイン名の登録開始
• 2002年10月 地方公共団体向けのLG.JPドメイン名の登録開始

また、本検討部会では地域型JPドメイン名の主な課題を次のように認識しています。

1. 登録数、申請数共に減少し、ドメイン名空間として有効活用されていない
2. 市町村合併等で消滅した地域ラベルは利用者から申請がなければ変更されない
3. 新たな政令指定都市の名称登録が困難で、汎用JPドメイン名との区別が曖昧である
4. 1組織1ドメイン名の原則により属性型JPドメイン名と併用ができない

背景と課題の詳細は以下のページをご覧ください。
  地域型JPドメイン名の見直しの背景と課題
  http://jprs.jp/geo-wg/about_geo_wg.html

3.アンケートの実施

本検討部会では、今後の方向性を議論する材料とするため、ぜひとも地域型JPドメイン名の登録者と一般利用者の皆さまからご意見を伺いたいと考え、この度アンケートを実施することといたしました。 ぜひ多くの方に本アンケートにご協力いただきたく存じます。

アンケートの取り扱い：

• アンケートの回答は地域型JPドメイン名のサービス改善に利用します。
• アンケートの調査結果は、回答者を特定できない形で統計データとして公開する場合があります。

アンケートご回答期限：

   2010年7月6日（火） 18:00まで

アンケートページ：