DNSキャッシュポイズニングの攻撃手法
権威サーバからキャッシュサーバへの連絡が行くよりも先に、悪意を持った者(攻撃者)が偽の応答を返し、キャッシュサーバ内に偽の情報を保持させるものがDNSキャッシュポイズニング攻撃です。
例えば、http://example.jp/というWebにアクセスしたい場合、キャッシュサーバからexample.jpドメインの権威サーバへ問い合わせが行われます。権威サーバからの連絡を待っているキャッシュサーバに対し、攻撃者は偽の情報を送り込むような攻撃(毒入れ)を仕掛けてきます。
偽の情報を受け取ってしまった場合でも、キャッシュサーバはそのことに気づかず、それをパソコンに返してしまいます。
この攻撃を受けやすいDNSサーバソフトウェアがあることがわかり、この攻撃手法とその対策に関する情報がクローズアップされました。
[図2:DNSのキャッシュポイズニング]