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メールマガジン「FROM JPRS」

2010年

発行日
トピックス
2010年12月27日 vol.470 2010年も残りわずかとなりました。今年は皆さまにとって、どのような一年になったでしょうか。さて、本号をもちまして、今年の「FROM JPRS」は、最後の配信となります。2011年は1月11日(火)からの配信を予定しております。来年も、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。皆さまにとって来年も、実りある1年となりますように。
2010年12月20日 vol.469 2010年も残すところあと2週間。街のあちこちで年末の雰囲気を感じる時期になりました。幸先の良いスタートを切るべく、新年最初のイベントとして「初詣」の計画を立ててみてはいかがでしょうか。JPRSでは全国約500カ所の神社仏閣の御利益や例年の人出、最寄り駅の情報などがチェックできる「初詣ガイド 2011」を公開しました。いつもと少し趣向を変えた初詣の計画に是非ご活用ください。
2010年12月13日 vol.468 2010年12月10日、DNSのルートゾーンに.jpゾーンのDS(Delegation Signer)レコードが登録・公開されました。DSレコードは従来のNSレコードと同様に委任元に登録・公開され、その委任がDNSSECに対応していることを示します。今回のDSレコードの登録・公開によって、ルートゾーンから.jpゾーンまでの信頼の連鎖が構築され、2011年1月予定のJPドメイン名サービスへのDNSSEC導入に向けた準備が整うことになります。詳細は、以下のページをご覧ください。
2010年12月06日 vol.467 9.7.2-P2以前のBIND 9には、DNSSEC署名された否定応答を受信した際のキャッシュ済みRRSIGレコードの取り扱いに不具合があり、リモートからのサービス不能(DoS)攻撃が可能になる脆弱性が存在することが開発元のISCより発表されました。本脆弱性により、キャッシュDNSサーバーとして利用しているBIND 9において、DNSSEC署名された否定応答としてNO DATAとなるものを受信した際の、該当名に対するキャッシュ済みRRSIGレコードの取り扱いに存在する不具合を利用し、特定のDNSパケットを作成・送信することにより、DNSサーバーnamedをリモートから停止させることが可能となります。本脆弱性は危険度が高いため、該当するBIND 9を利用しているユーザは、関連情報の収集や緊急パッチの適用など、適切な対応を取ることを強く推奨します。
2010年11月29日 vol.466 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「Afilias、TLDへのDNSSEC実装を拡大へ」です。本記事では、複数のトップレベルドメインの管理・運用を行う米Afilias社が、自身が扱う全てのトップレベルドメインへのDNSSECの実装に向けて取り組みを強化していることを伝えています。DNSSECは、DNSの応答に公開鍵暗号方式による署名を付加することで、応答を受け取った側がその情報の正当性を検証できる仕組みで、DNSのセキュリティ向上に寄与するものです。JPRSでも、2011年1月中旬のJPドメイン名サービスへのDNSSEC導入に向けて準備を進めています。詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年11月22日 vol.465 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「楽天、ヤフー、センドメールなど、迷惑メール対策で『DKIM』の普及団体発足」です。本記事は、迷惑メール対策として提案された、電子メールにおける送信者認証技術の一つである「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」の日本における普及を目的とした「Japan DKIM Working Group(dkim.jp)」の設立を取り上げたものです。記事中では、DKIMの仕組みやメリット、dkim.jpの発起人企業の言葉などが紹介されています。詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年11月15日 vol.464 インターネット基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、議論し、理解と交流を深めるためのイベントである「Internet Week」。今年は「巨人の肩から未来を見る」 をフレーズに、11月24日(水)から26日(金)の3日間にわたって、東京の「富士ソフト アキバプラザ」にて開催されます。JPRSは、DNSに関連した「DNS DAY」およびランチセミナー「安心の鍵は変わらぬ愛と親子の絆」をコーディネートします。皆さま、奮ってご参加ください。なお、「DNS DAY」を含む一部プログラムについて、事前受け付けが11月17日(水)17:00まで延長されていますので、ご興味をお持ちの方は記事とともに以下のサイトで詳細をご確認ください。
2010年11月08日 vol.463 JPRS取締役である堀田博文が、ICANN ccNSOの評議委員に再任されました。ccTLDの連合体であるccNSOは、ccTLD全体にまたがるグローバルな課題についてポリシー案を策定し、ICANN理事会に勧告を行う重要な役割を担っています。ccNSOの運営に携わる評議委員は、他のccTLDからの推薦によって指名された後、選挙によって選出されます。堀田は、2004年6月よりccNSO評議委員としてICANNとccTLDレジストリの関係を正式化するための枠組みの構築や、国際化ドメイン名に関するグローバルポリシーの検討など、ICANNの活動に積極的な貢献を行ってきました。今回の再任に伴い、引き続き2014年3月までの3年間の任期を務めることになります。JPRSは今後も、グローバルなインターネットコミュニティに貢献する活動を続けてまいります。
2010年11月01日 vol.462 JPドメイン名は、10月26日(米国現地時間)にマカフィー社が発表した「危険なWebサイトの世界分布 2010」において、ccTLDとして2連連続で最も安全と評価されました。この調査は、世界中のトップレベルドメインを対象に2,700 万以上のWebサイトを分析しており、今回で4回目の発表となります。詳細については、以下のJPRSページやドメイン名・DNS記事コーナーをご覧ください。
2010年10月25日 vol.461 いよいよ秋本番を迎え、旅行に快適なシーズンになりました。この時期に外せないものといえば、温泉。JPRSが提供する「全国温泉ガイド」なら、全国約1400カ所の温泉とその最寄り駅の情報をチェックできます。皆さまにとって、今年の秋がより充実したものになる、その一助になれば幸いです。ぜひご活用ください。
2010年10月18日 vol.460 JPRSは、今年8月、日本インターネットドメイン名協議会による「.日本」管理運営事業者の公募に対して申請書を提出しておりましたが、その結果、10月12日に、日本インターネットドメイン名協議会よりJPRSを「.日本」の管理運営事業者として選定したという通知を受けました。なお、今回の選定は「.日本」の管理運営事業者選定プロセスの最初のステップであり、今後、政府による承認、ICANNによる審査・承認を経て最終的に「.日本」の管理運営事業者が決定されます。詳細につきましては、以下をご覧ください。
2010年10月12日 vol.459 DNS応答を受け取った側が、その情報が本当に正しいものかを検証できるようにすることでDNSの信頼性向上に寄与する「DNSSEC」。JPRSでは、2011年1月16日にJPドメイン名サービスへDNSSECを導入する予定で準備を進めています。その仕組みや導入するために必要な対応などについて、JPRSの技術者がINTERNET Watchの取材を受けた記事が、「『.jp』でも正式導入、DNSSECの仕組みと意義」と題して掲載されています。当該記事は「ドメイン名・DNS記事」コーナーで紹介しておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひともご覧ください。
2010年10月04日 vol.458 インターネット基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、議論し、理解と交流を深めるためのイベント「Internet Week」が、11月24日(水)から26日(金)の3日間にわたり東京秋葉原で開催されます。Internet Weekの原型である「第1回IP Meeting」が開催されてから20年目にあたる今回は、先人たちの業績を踏まえつつ課題を共有し、未来につなげていこうという想いを込めて、「巨人の肩から未来を見る」をテーマに開催されます。事前登録は11月12日(金)18:00まで。開催内容やお申し込みについての詳細は、以下のサイトでご確認ください。JPRSは、インターネットの普及・促進・発展に貢献するという趣旨に賛同し、今年もInternet Weekに協賛しています。
2010年09月27日 vol.457 長く続いた猛暑から一転、秋めいた気候になってきました。本格的に秋を実感する機会はまだ少ないかと思いますが、秋の訪れを告げる紅葉の便りが早くも届き始めています。紅葉狩りなど、秋ならではの行楽を計画することで、ご自身の感覚を夏から秋に切り替えてみるのはいかがでしょうか。JPRSでは「紅葉ガイド 2010」を公開しています。厳選した全国約750カ所の紅葉スポットの見頃時期、見どころ、最寄り駅や周辺の温泉紹介など、行楽の計画に便利な情報が満載です。ぜひご活用ください。
2010年09月21日 vol.456 様々なテーマに沿って日本語ドメイン名の登録例をご紹介するJPRSのWebページ「日本語ドメイン名でもっと楽しく、面白く!」。今回は、ハロウィーンやクリスマスなど、「秋・冬を連想する言葉」をご提案します。短い言葉から長いフレーズまで、自分の好きな言葉で登録することができる日本語ドメイン名。 皆さんもぜひ、色々な言葉を組み合わせて自分だけのドメイン名を楽しんでみてくださいね。詳細は、以下のページをご覧ください。
2010年09月13日 vol.455 JPRSは9月6日、JPドメイン名のDNSSEC導入日程を、情報更新という形で公開いたしました。DNSSECは、DNS応答を受け取った側が正しい内容であるかどうかを検証できる仕組みで、DNSの信頼性向上に寄与します。詳細につきましては、以下をご覧ください。
2010年09月06日 vol.454 ドメイン名に関する記事をまとめたWebサイト「ドメインまるわかり.jp」を9月1日に公開しました。ドメイン名の基礎知識やビジネスに役立つ活用法、クイズ形式で気軽にドメイン名について学べるコンテンツなど、知って得する情報が満載です。ビジネスシーンはもちろん、個人のホームページやブログ制作まで、さまざまな場面におけるドメイン名活用のご参考となれば幸いです。
2010年08月30日 vol.453 印象的な日本語ドメイン名の登録例を紹介するJPRSのWebページ「日本語ドメイン名でもっと楽しく、面白く!」。新テーマとして「おすすめのフレーズ」を追加しました。支えてくれる家族や友人との日々を記すホームページにぴったりな「大切な人に言いたい一言」。自分自身の日々の奮闘を記すブログにぴったりな「勇気をくれる一言」。ドメイン名から温かみや前向きさを感じられる、そんな思いがけないドメイン名の考え方をご提案しています。ぜひご覧ください。
2010年08月23日 vol.452 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「中国の情報化レベル 中レベルの先進国並み」です。本記事では、中国の情報化について著した「情報化青書」の内容を紹介しています。それによると、中国の情報化レベルはすでに世界の平均レベルを上回り、経済が発達した一部都市・地域においては、先進国の発達した地域と大差ないレベルに達しているとしています。詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年08月16日 vol.451 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「セキュリティ対策は"攻撃的"であるべし――McAfeeの年次レポート」です。本記事は、マカフィー社が公開したサイバーセキュリティに関する年次レポート「McAfee Security Journal 2010」を取り上げたものです。記事中では、同レポートが示すサイバー犯罪者に対する「攻撃的なセキュリティ」の必要性の具体的な提起として、ドメイン名事業者を認定する立場にあるICANNはサイバー犯罪に対してより強い姿勢を取るべきだといった記述を紹介しています。詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年08月09日 vol.450 日頃から慣れ親しんだ日本語を使用できるため、インパクトがあって覚えやすい「日本語ドメイン名」。JPRSでは、方言やギャル語、四字熟語といったさまざまなテーマで、印象的な日本語ドメイン名の登録例を紹介するWebページを公開しています。皆さまのブログやホームページの訪問者に、「おっ!」と思わせるようなドメイン名を考えるヒントとしてぜひご活用ください。テーマは今後も追加予定ですので、どうぞご期待ください。
2010年08月02日 vol.449 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「受信メールの7割前後が迷惑メール--総務省調査」です。本記事では、「送信ドメイン認証技術」の導入状況について総務省がまとめた調査結果を紹介しています。その中では、SPF(Sender Policy Frameworks)と呼ばれる送信ドメイン認証技術の導入が進んでいること、迷惑メールと判定されるメールの割合は減少しつつあるが、依然として全メール数の3分の2近くを占めていることなどが示されています。詳細については、記事および総務省の発表をご覧ください。
2010年07月26日 vol.448 DNSはインターネットの根幹を支える重要な仕組みであり、インターネットが社会基盤として重要性を増す中で、その安定的な運用が求められています。これに加えて、近年、DNS応答の偽造により引き起こされるセキュリティ上の脅威が現実のものとなり、このような脅威を排除し、安心して利用できるDNSであることも強く求められるようになってきました。これを受け、JPRSは2011年1月にJPドメイン名サービスへDNSSECを導入することを発表しました。DNSSECは、DNS応答を受け取った側が正しい内容であるかどうかを検証できる仕組みです。今週のドメイン名・DNS記事コーナーでは、今回の発表を取り上げた記事も紹介しております。併せてご覧ください。
2010年07月20日 vol.447 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「ICANN、ルートゾーンにおけるDNSSECの正式運用を開始」です。本記事は、日本時間の7月16日朝、ルートゾーンにおけるDNSSECの正式運用が開始されたことを伝えています。今回のルートサーバにおいて実施される変更の概要、及び既存のDNSに与える影響については、以下のページでも解説していますので、ご覧ください。また、BIND 9.7.1及び9.7.1-P1には、DNSSECで検証を有効にすると問題を引き起こす可能性があることが開発元であるISCより報告されています。今回報告された不具合の詳細と対応方法については以下のページで解説しております。
2010年07月12日 vol.446 全国的に蒸し暑い日々が続き、夏の訪れを感じるようになりました。この時期を迎えると恋しくなるのが、夏の風物詩「花火」ですよね。本格的な花火大会シーズンに向け、JPRSでは「花火大会ガイド 2010」をオープンしました。全国約500カ所の花火大会の開催日時や打ち上げ本数はもちろん、会場付近のお天気や最寄り駅など、花火見物に欠かせない情報が満載です。ぜひご活用ください。
2010年07月05日 vol.445 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「ICANNが中国語ドメインを承認、『.xxx』ドメインも承認」です。本記事は、ドメイン名などのインターネット資源を国際的に管理するICANNが、6月25日にブリュッセルで開催された理事会において、中国、 香港、台湾に漢字表記によるIDN ccTLD(国際化ドメイン名による国別トップレベルドメイン)とそれぞれの管理団体を承認したことを伝えています。詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーとJPRSの以下のページでも紹介しておりますので、ご覧下さい。
2010年06月28日 vol.444 「metro.tokyo.jp」や「○○○.chiyoda.tokyo.jp」といった形で表される、市区町村名・都道府県名を利用した「地域型JPドメイン名」。さまざまな地域の方々が登録・活用しやすく、地域の発展に寄与するドメイン名とすることを目的に、地域型JPドメイン名に関するご意見を募集するアンケートを実施しています。今後の方向性を議論する貴重な材料として、多くの皆さまよりご意見をいただければ幸いです。
2010年06月21日 vol.443 当社の民田が、ルートゾーンへのDNSSEC導入に際して正しく作業が実施されることを確認する役割を担うTCR(Trusted Community Representatives、信頼されたコミュニティの代表者)に選任されました。TCRは、ICANNの下、世界中から選ばれた21名で構成されます。また、当社の米谷が、インターネット技術の標準化を推進するIETFにおいて新たに設立されたワーキンググループの共同議長に就任しました。このワーキンググループでは、インターネット国際化の共通基盤となる、英数字以外の文字を含む文字列を正しく扱うための標準プロトコルの改良を目標としています。詳細は、以下のページをご覧ください。
2010年06月14日 vol.442 ドメイン名やDNSにまつわる話題をコラム形式で分かりやすく解説する「JPRS トピックス&コラム」。新たに「No.15 DNSSECの円滑導入と安定運用の実現のために」を公開しました。DNSSECの安定運用のためには、多くの関係者における相互協力や標準的な運用管理手法の確立が必要です。今回は、レジストラ・DNS運用者においてDNSSEC対応を実施する場合に必要となる対応事項・注意事項について、具体的に解説しています。ぜひご覧ください。
2010年06月07日 vol.441 2010年7月8日、9日に開催されるJANOG26ミーティングの参加登録が6月1日より開始されました。JANOG(JApan Network Operators' Group)は、日本のインターネットにおける技術的事柄、及びそれにまつわるオペレーションに関する事柄についての議論・情報交換を目的としたグループです。通常はメーリングリストを中心に活動していますが、メーリングリストではできない集中的な議論や情報交換を行う場として、年に2回JANOGミーティングを開催しています。今回は東京の恵比寿で開催され、JPRSがホストを務めることになりました。より多くの皆さまの参加をお待ちしております。
2010年05月31日 vol.440 JPRSは、インターネット関連教育支援活動の一環として、全国の中学・高校を対象にインターネットの仕組みについて学べるマンガ小冊子を無償配布することを発表しました。6月30日までの期間中、専用のホームページなどを用意し、教材を希望する先生方からの配布申し込みを受け付けています。今週のドメイン名・DNS記事コーナーでは、この活動を取り上げた記事も紹介しておりますので、ご興味をお持ちの方は併せてご覧ください。
2010年05月24日 vol.439 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、『「IPv4アドレスは残り8%」――ICANNトップが移行促す』です。記事中では、未割り当てのIPv4アドレスの在庫が8~9%となったことが伝えられています。しかし、インターネットが世界的に普及し、コンピュータや携帯電話をはじめ、インターネットに接続する機器は増加を続けています。このため、ICANNのCEOであるベックストロム氏が、できるだけ早く企業がIPv6へ移行する必要があると語ったことが紹介されています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年05月17日 vol.438 トップレベルドメインへの導入で注目を集めている国際化ドメイン名(IDN)。「日本語.jp」のような日本語の文字列と「.jp」の組み合わせからなる日本語JPドメイン名も、このIDNの技術によって実現されています。IDNでは、Punycodeという符号化方式でさまざまな言語の文字表記をASCII表現に変換して扱っています。JPRSでは、日本語JPドメイン名のPunycode変換がクリック一つで可能なWebツールを提供していますので、日本語JPドメイン名をDNSに設定する際などにぜひご活用ください。
2010年05月10日 vol.437 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「初のアラビア文字ドメイン名、エジプトで開始」です。本記事は、国や地域に割り当てられているトップレベルドメイン(ccTLD)において、アラビア語の使用が始まったことを伝えています。ccTLDでの英数字以外の文字の使用は、これが世界で初めてとなります。ICANNの発表によると、ccTLDでの英数字以外の文字の使用申請は、現在11言語、21ドメインに上っているとのことです。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年04月26日 vol.436 間近に迫ったゴールデンウィーク。今年は日並びの良さもあって、旅行のご予定を立てておられる方も多いのではないでしょうか。旅先の食事処や娯楽施設などを調べる際には「駅街ガイド.jp」が便利です。駅を起点に、周辺エリアでの「食べる」「遊ぶ」といった行動をサポートする情報が満載です。パソコンだけでなく携帯電話からもご利用いただけますので、下調べはもちろん、現地でもぜひご活用ください。
2010年04月19日 vol.435 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「偽のGmailアカウントをかたるスパムが増加」です。本記事は、イスラエルのCommtouch Software社が発表した、インターネット上の脅威に関する動向報告書の内容について紹介しています。報告書では、スパムメールの差出人アドレスに偽のGmailアカウントが利用されるケースが増加しており、最も悪用されるドメイン名が「Gmail.com」であるという調査結果を伝えています。また、世界中のメールのトラフィック全体に占めるスパムメールの割合は、2010年1月から3月を通じて平均すると8割以上がスパムメールであるとしています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年04月12日 vol.434 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「安易なドメイン放棄が招く、ブランド毀損リスク -(1) 有効期限が切れたドメインの再利用実態」です。記事では、過去に企業や官公庁が使用し、更新を行わなかったドメイン名が、その後第三者によって登録されている現状と問題点について取り上げています。かつてそのドメイン名で展開していた商品・ブランドに関するプレスリリースや、それを取り上げたメディアの記事に残されたリンクが、ユーザーを第三者のサイトに誘導し続けることになるといったリスクに触れ、登録したドメイン名の更新検討が必ずしも十分になされていないことに警鐘を鳴らしています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年04月05日 vol.433 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「スウェーデンのIXが中国のDNSルート・サーバを遮断」です。記事では、スウェーデンのインターネット・エクスチェンジ(IX)であるNetnod社が、3月末にチリと米国で発生したネットワークの問題にかかわっていたとして、同社が中国で運用しているDNSルートサーバを遮断したことを伝えています。このサーバから不正なDNS情報が複数のISPに配信されていたために、これらのISPのネットワークを利用するユーザーがFacebookやTwitterなどにアクセスしようとすると、中国のコンピュータに接続してしまう状態となっていました。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年03月29日 vol.432 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「ロシアの『.ru』ドメインの登録手続きが厳格化へ――サイバー犯罪の防止がねらい」です。記事では、ロシアのccTLDである「.ru」の登録管理組織が、サイバー犯罪の防止を目的に、ドメイン名の登録に際して身元保証書類の提出を義務化することを紹介しています。4月1日以降、個人の場合はパスポートのコピー、企業の場合は法的な登録書類などのコピーの提出が義務付けられるとのことです。また、専門家の見解として、「.ru」から不正行為目的の登録者が排除されたとしても、今後同様の問題が起きる可能性のあるTLDが他にもあるとの指摘も紹介されています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年03月23日 vol.431 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「『.org』ドメインへの『DNSSEC』実装は2010年6月に完了の予定」です。本記事は、gTLDである「.org」へのDNSSEC導入が、今年6月の完了を目指して順調に進んでいるというPIR(Public Interest Registry)の発表を取り上げています。インターネットの重要な仕組みであるDNSへDNSSECを導入し、セキュリティ強化を図る動きがこれから広まっていくと考えられます。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年03月15日 vol.430 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「短縮URLとは」です。記事では、WebサイトのURLを短く変換する「短縮URLサービス」について解説しています。このところ注目を集めている背景には「Twitter」における文字数制限がありますが、本来のURLと全く異なるURLになることの危険性を指摘する声もあると紹介しています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年03月08日 vol.429 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「日本レジストリサービス、中高生のWebコンテストを協賛」です。本記事は、中高生を対象としたWebコンテスト「第12回 ThinkQuest JAPAN」において、芝浦工業大学柏中学校の「地球環境について - エコっちゃお!」が「ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)」に選定されたことを伝えています。JPRSは、インターネット教育支援の観点から2001年度より本コンテストに協賛しています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年03月01日 vol.428 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「2009年第4四半期の新規ドメイン登録数1100万件。登録済ドメイン合計は1億9200万件」です。本記事は、米国ベリサイン社が発表したドメイン名業界動向調査レポート「Domain Name Industry Brief」を取り上げたものです。調査によれば、全TLDを合わせた登録ドメイン名の総数は、2009年第4四半期末時点で前年同期比8%増の1億9200万件になったと記されています。また、ベリサイン社が処理する2009年第4四半期における1日当たりのDNSクエリ(名前解決の要求)は520億で、ピーク時には610億に上るとのことです。ドメイン名の登録ニーズが依然として高いこと、インターネットの根幹を支えるDNSの重要性がますます高まっていることがうかがえる数字といえます。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年02月22日 vol.427 二月も残すところあとわずか。そろそろ春の足音が聞こえてきませんか? 春といえば"桜"。大勢でわいわいお花見を楽しんだり、ゆっくりと夜桜を鑑賞するなどいろいろな楽しみ方ができますよね。そんな楽しいお花見に向けて、JPRSでは全国約1,400か所のお花見スポットを紹介する「お花見ガイド 2010(http://お花見ガイド.jp/)」を公開いたしました。お花見のお薦めスポットランキングや見頃時期をはじめ、お天気情報や周辺のグルメ、宿泊施設の情報もご覧いただけます。今年のお花見に、ぜひご活用ください。
2010年02月15日 vol.426 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「百度ハッカー事件受け、CNNICとISCが共同で実験室設立」です。記事では、CNNICとISCがドメイン名の保護に向けた研究開発を行う「インターネット技術連合実験室」を設立したことが報じられています。CNNICは中国のccTLDレジストリ、ISCは「BIND」などのソフトウェア開発を行う米国の非営利法人です。今後、「BIND 10」の開発やDNSSECの中国での適応などの活動で双方が協力していくとのことです。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年02月08日 vol.425 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「10%を切った未割り振りのIPv4アドレス、IPv6の実装にいま着手するべき」です。今年1月、IPアドレスの割当管理を行っている組織であるIANAにおいて未割り当てのIPv4アドレスの在庫が10%を切りました。これに対して、アジア太平洋地域でIPアドレスの割当管理を行うAPNICが、IPv6アドレスへの対応を進めようとする内容のプレスリリースを発表しています。本記事では、IPv6アドレスへの移行について、APNICの事務局長であるポール・ウィルソン氏に行ったインタビュー内容が紹介されています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年02月01日 vol.424 ドメイン名やDNSにまつわる話題をコラム形式で分かりやすく解説する「JPRS トピックス&コラム」。新たに「No.14 DNSSECに関するよくある質問と回答(基礎技術編)」を公開しました。DNSSECの基本からSSLとの違いまで、DNSSECの本格的な普及に向けて押さえておきたいポイントをQ&Aの形でまとめています。ぜひご覧ください。
2010年01月25日 vol.423 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「『ハッキングはレジストラの怠慢』──Baiduが米ドメイン登録業者を提訴」です。本記事は、先週のメールマガジンでもご紹介した、中国の大手検索サイト「Baidu」がハッキングを受けてサービスを停止した問題について、その後の動きを伝えています。同社は、米国内にあるDNSサーバのレコードが不正に書き換えられたことが問題の原因であり、サービスの復旧までに多くの損害と労力が必要であったとして、サイトのドメイン管理をしていた米国のレジストラを提訴したと伝えています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年01月18日 vol.422 今週、ドメイン名・DNS記事コーナーからFROM JPRS編集局が注目した記事は、「百度の停止はDNSレコードの不正変更が原因」です。本記事は、中国の大手検索エンジン百度(Baidu)が、DNS情報の改ざんによって一時正常にアクセスできない状態に陥ったことを報じたものです。記事中では、今回のDNS情報の変更は攻撃者がフィッシングによって詐取したユーザー名・パスワードを用いて、レジストラレベルで行われたのではないかとの専門家の分析が紹介されています。記事の詳細については、ドメイン名・DNS記事コーナーからご覧ください。
2010年01月12日 vol.421 JPRSは、1月5日に「ポン太のネットの大冒険」を公開しました。この冊子は、インターネットの仕組みやドメイン名、DNSについての知識を、漫画で楽しく学ぶためのもので、当社サイトよりPDFでダウンロードが可能です。記事でも紹介されました。皆さまも、ぜひご活用ください。
2010年01月04日 vol.420 あけましておめでとうございます。寅年となる本年、皆さまにとって勢いある一年となることをお祈りいたしております。本年も「FROM JPRS」では、ドメイン名・DNSに関する最新情報を皆さまにお届けいたします。引き続き、変わらぬご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。