
JPRSは、「ブランドTLD総合サービス」を提供し、ブランドTLD導入を検討されるお客様をサポートしています。
ICANNは、2026年4月から新たなgTLDを創設するための新gTLD追加募集の申請受付を開始します。ブランドTLDは、企業名や組織名、ブランド名を使用したgTLDで、企業や組織が登録・活用するドメイン名をTLDから自由に設計することが可能です。今回の募集は2012年以来14年振りとなるもので、企業が自社名や自身の商標を使用したブランドTLDを導入するための、非常に重要なタイミングとなります。
ブランドTLDの特長
- ユーザーへの安心感の提供
ブランドTLDは、自組織及びグループ会社のみがドメイン名を登録できるため、Webサイトのアドレスバーに表示されるTLDで申請企業及びグループ会社のドメイン名であることを示すことができ、閲覧者に安心してWebサイトをご利用いただけます。
- 柔軟なオンライン戦略の構築
ブランドTLDは、どのような用途でどのような形式のドメイン名を利用するかといった、登録に関するルールなど管理の面で自由度が高く、柔軟なオンライン戦略の構築につながります。また、分かりやすく覚えやすいURLやメールアドレスにすることが可能です。
- ドロップキャッチ対策が不要
ドメイン名を廃止した場合、一定期間を経過した後、第三者がそのドメイン名を登録できるようになります。このタイミングを狙って再登録する行為は「ドロップキャッチ」と呼ばれ、それ自体は違法なものではありませんが、廃止されたドメイン名を第三者が登録し、詐欺サイトや誹謗中傷サイトなどに使われる、または、元の登録者が使用していたものと同じメールアドレスを作って、素性を偽ったメールとして悪用されるといったトラブルにつながるケースもあります。
ブランドTLDは、自組織及びグループ会社のみが登録可能であるため、第三者によるドロップキャッチを気にすることなく、キャンペーンサイトや商品サイト、コーポレートサイトなどで積極的にドメイン名を活用いただけます。
JPRSのブランドTLD総合サービスの強み
JPRSは、日本のインターネット基盤を支える「JPドメイン名レジストリ」として25年以上の運用実績を誇り、国内外の多くの企業・組織から信頼をいただいています。また、「.ntt」「.sakura」のブランドTLDの運用を支えるレジストリサービスプロバイダー(RSP)としての経験・実績を活かし、お客様に包括的な支援を提供いたします。
- 25年以上のDNS無停止・無事故の安定運営
JPドメイン名レジストリとしての長年にわたるDNSの運用実績は、JPRSの信頼性と技術力の高さを証明しており、この経験・知見を基に、ブランドTLDのDNS運用管理も安心してお任せいただけます。
- ドメイン名・DNS業界への継続的な貢献
DNS関連の国内外の会合などのイベント(JANOG、APNIC、ICANNなど)における参加・発表を通じ、業界の発展に貢献しています。また、ICANNにおけるポリシーの策定や、IETFにおける標準化への貢献などへの継続的な参画により、最新の技術動向や運用ポリシーの状況を熟知しています。
- ルートサーバー運用への参画
2005年からDNS名前解決の起点の一つである「MルートDNSサーバー」を共同運用することで、インターネット全体の信頼性と安定性の向上に貢献しています。この活動を通じ、インターネットの重要な基盤の一つであるルートDNSサーバーを支えると共に、グローバルなインターネット技術コミュニティにも貢献しています。
ブランドTLD導入に関するお問い合わせ
株式会社日本レジストリサービス
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1
メール:contact*brandtld.jprs
電話:03-5215-8457 (9:00-18:00 土日祝祭日・法律に定める休日及び12月29日~1月3日は除く)
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