JPRS WHOIS（gTLD取次サービス）の表示変更について（更新）

1. はじめに

2. 背景

2015年4月27日に、ICANN^*1によりgTLD WHOISの仕様の明確化を目的とした文書^*2が公開されました。今回のJPRS WHOIS（gTLD取次サービス）における表示変更は、当該文書に準拠するためのものです。

*1
Internet Corporation for Assigned Names and Numbersの略称です。ドメイン名、IPアドレス、プロトコル、ルートサーバーなどのインターネットの基盤となる資源に関する調整を行うために、1998年に米国で設立された民間の非営利法人のことです。

*2
『Advisory: Clarifications to the Registry Agreement, and the 2013 Registrar Accreditation Agreement (RAA) regarding applicable Registration Data Directory Service (Whois) Specifications』
参照：https://www.icann.org/resources/pages/registry-agreement-raa-rdds-2015-04-27-en

3. 実施概要

JPRS WHOIS（gTLD取次サービス）の検索結果の変更を以下の手順により実施します。

1)  「4.1 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(1)」（後述）を適用した動作確認用WHOIS(whois2016.jprs.jp)を公開

2)  動作確認用WHOIS(whois2016.jprs.jp)に「4.2 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(2)」（後述）を適用

3)  動作確認用WHOIS(whois2016.jprs.jp)に「4.3 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(3)」（後述）を適用

4)  JPRS WHOIS（gTLD取次サービス）に「4.1 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(1)」、「4.2 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(2)」及び「4.3 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(3)」を適用

5)  動作確認用WHOIS(whois2016.jprs.jp)提供終了

※移行イメージ

4. 実施詳細

4.1 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(1)

4.2 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(2)

4.3 gTLD等ドメイン名に関する検索結果の表示変更(3)

5. 検索結果の表示変更イメージ

• 英語・日本語同時表示
  以下の場合に表示されます
  • Webで日本語検索ページを指定した場合
       例） http://whois2016.jprs.jp/
  • コマンド検索で"/j"オプションを指定した場合
       例） % whois -h whois2016.jprs.jp example.com/j
  

• 英語表示
  以下の場合に表示されます
  • Webで英語検索ページを指定した場合
       例） http://whois2016.jprs.jp/en/
  • コマンド検索でオプションを指定しない、または"/e"オプションを指定した場合
       例1） % whois -h whois2016.jprs.jp example.com
       例2） % whois -h whois2016.jprs.jp example.com/e
  

6. スケジュール

7. 関連文書

• JPRS WHOISの使い方（2017年11月18日実施）
• JPRS WHOIS検索結果の表示例（2017年11月18日実施）

以上