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第2回「.jp DNSSECキーセレモニー」の実施について

JPRSでは、10月4日(火)に、DNSの.jpゾーンのDNSSEC署名に用いるための鍵を生成する手続きである「.jp DNSSECキーセレモニー」を実施しました。

キーセレモニーとは、一般的には公開鍵暗号方式による「秘密鍵」と「公開鍵」の鍵ペアを生成する手続きを意味しますが、.jpゾーンのDNSSEC署名に用いるための鍵ペア生成の手続きを特に「.jp DNSSECキーセレモニー」と呼んでいます。

DNSSECの信頼性は、この鍵ペアの生成と管理の手続きが、適切な手順で、確実に実施されることによって支えられているため、.jp DNSSECキーセレモニーでは、鍵ペアの生成に関する一連の手順を公開し、生成作業を第三者の立ち会いの下で行い、手順通り確実に作業が行われていることを確認していただくこととしています。

第2回となる今回は、以下の2名の方に立ち会いをお願いし、.jp DNSSECキーセレモニーを実施しました。 2名の方には手順通り確実に作業が行われたことを確認していただき、「.jp DNSSECキーセレモニー 作業用チェックシート」に署名いただきました。

  • 立会人1:加藤 朗様(慶應義塾大学/WIDE Project)
  • 立会人2:大久保 智史様(ICANN)

JPRSでは、今回生成した鍵ペアを用いた.jpゾーンにおけるDNSSEC署名を、以下のスケジュールで行う予定です。

2011年10月07日(金) 今回生成した公開鍵の公開
2011年10月中旬見込み ルートゾーンにおいて.jpゾーンの新しいDSレコードを登録・公開
2011年11月04日(金) 旧公開鍵の公開停止

左から、
関戸(JPRS)、民田(JPRS)、
大出(JPRS)、
加藤様(慶應義塾大学/WIDE Project)、
大久保様(ICANN)、
直井(JPRS)、野口(JPRS)、
坂口(JPRS)、阿波連(JPRS)

資料

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