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JPドメイン名についてのお知らせ

JPドメイン名における予約ドメイン名の追加および日本語JPドメイン名における使用可能な文字の一部削除のお知らせ

2005/08/30 公開
株式会社日本レジストリサービス
(JPRS)
このたび、JPRSではJPドメイン名における予約ドメイン名の追加と、日本語JPドメイン名における使用可能な文字の一部削除に伴い、 JPドメイン名の登録等に関する細則等の文書を本日8月30日付で改訂し、実施しました。対象文書は次の通りです。

  • 「汎用JPドメイン名における予約ドメイン名」
  • 「汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則」
  • 「汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則 付録4:日本語文字一覧」
  • 「汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則 付録5:ABNFによる汎用JPドメイン名の定義」
  • 「属性型(組織種別型)・地域型JPドメイン名登録等に関する技術細則」
  • 「LG ドメイン名登録等に関する技術細則」

上記の文書は次のURIにて公開しています。


変更内容、改訂点については、以下をご覧ください。


変更内容

1. 予約ドメイン名「EXAMPLE0」~「EXAMPLE9」の追加


JPドメイン名では、サービスや技術解説などに用いていただくことを想定して「EXAMPLE」というラベルを予約ドメイン名としています。
しかし、特に技術解説などにおいては複数のドメイン名を例示として用 いる事が多く、このために以下の10種のラベルを持つJPドメイン名を新 たに予約ドメイン名とします。(汎用JPドメイン名、属性型・地域型JP ドメイン名の両方に適用となります)

   EXAMPLE0, EXAMPLE1, EXAMPLE2, EXAMPLE3, EXAMPLE4,
   EXAMPLE5, EXAMPLE6, EXAMPLE7, EXAMPLE8, EXAMPLE9

2. 日本語JPドメイン名において使用可能な文字からの「〃」の削除


2005年2月に、国際化ドメイン名(IDN)において、 特に複数の言語文字が混在する場合などでフィッシング詐欺のような悪意ある行為が行われる危険性があるという指摘がなされました。 現在、Unicodeコンソーシアムがこの危険性を排除するための技術規格の検討を進めています。
この検討の中で、Unicodeコンソーシアムから、日本語JPドメイン名で使用可能文字としている文字のうち、 以下の4文字の必要性について検討依頼がありました。

区点UCS文字
1-233003
1-253005
1-263006
1-273007

これらは、JIS X 0208:1997において準仮名・漢字に分類されているもの ですが、「〃」は、一般に商標・商号・人名等に使われず、現在この文 字を含んだ日本語JPドメイン名が登録されていないことから、IDNにおけ る世界レベルでのセキュリティ強化に寄与するため、これを日本語JPド メイン名における使用可能文字から削除することとしました。




改定点

1. 予約ドメイン名「EXAMPLE0」~「EXAMPLE9」の追加に伴う改訂


予約ドメイン名のラベルとして、
   EXAMPLE0, EXAMPLE1, EXAMPLE2, EXAMPLE3, EXAMPLE4,
   EXAMPLE5, EXAMPLE6, EXAMPLE7, EXAMPLE8, EXAMPLE9
を追加しました。

[該当条項]


2. 汎用JPドメイン名の登録可能な文字の削除に伴う改訂


2.1 登録可能な文字の削除

登録可能な文字のうち「〃」を削除しました。

[該当条項]

2.2 予約ドメイン名の削除

「〃」を利用したドメイン名が登録不可となったため、予約ドメイン名から「〃.JP」を削除しました。

該当条項