CO.JPなどの属性型・地域型JPドメイン名では仮登録制度を用意しています。 これは、組織の設立前であっても法務局へ仮登記を行っていればCO.JPドメイン名などを登録することができる制度ですが、仮登録の状態ではこれまでネームサーバ設定に制約を設けており、組織を設立して登記した後に本登録の手続きを行うまではドメイン名を運用することができませんでした。
インターネット上における企業活動は拡大しつつあり、そこにおけるドメイン名の重要性も増加しています。このような状況の中で、企業を設立したその時からCO.JPドメイン名でWebやサービスなどを運用しようと思っても、現状では設立してから手続きを行わなければならず、また、設立前の運用準備なども十分に行うことができません。
このような状況を解決するために、JPRSでは仮登録制度に関する検討を進めています。そしてこのたび、ネームサーバ設定に関する制限を撤廃し、仮登録状態でもCO.JPドメイン名などの運用を行うことができるよう、下記の通り制度を変更することといたしました。
今後も、ユーザの皆様に役に立つJPドメイン名であるよう、検討を進めていきます。
記
- 実施内容
- 属性型・地域型JPドメイン名の仮登録状態のドメイン名について、ネームサーバ設定ができるようになります。
- 実施日
- 2003年4月1日(火)
※ 指定事業者により異なることがあります
- 手続き
- ご利用の指定事業者にお問い合わせください。
- 規則等の文書への反映
- 今回の制度変更は仮登録以外の登録者の皆様に影響を与えるものではなく、また仮登録の登録者の方にとっても不利益な変更ではないため、通常の規則改訂のように周知期間を設けておりません。Webでの一般告知(この文書)により実施となります。
- 備考
- 仮登録には6ヶ月の期限があります。この期限内に登記を行い本登録の手続きがなされなかった場合は、ネームサーバ設定がされていてもドメイン名は廃止となります。ご注意ください。
以上