APTLD(Asia Pacific Domain Name Forum)の年次総会が3月3日バンコク郊外にて開催され、新たな理事7名が就任した。日本からは、大橋由美(JPRS)が理事会および総会に参加した。APTLDは、ccTLDをメンバとする組織であり、4月のJPNICからJPRSへのccTLD業務の移行を見据え、JPNICの国際関係連絡会議委員でもある大橋が立候補し、当選したものである。
APTLDは、2000年7月の創設以来、アジア太平洋地域のccTLDの情報交換、世界に向けた情報発信の場となってきた。3月3日の総会では、JPRSとICANN間の契約に関する大橋のプレゼンテーションを含め、ICANNの組織改革のあり方が中心に議論された。その結果、ICANNにおけるインターネットコミュニティの重要さとそのccTLDとの強い結びつきが強調された。その結果は、表明文として後日発表される予定である。