JPドメイン名のサービス案内、ドメイン名・DNSに関連する情報提供サイト
JPドメイン名について
本資料は、2017年2月1日(水)から2017年6月30日(金)まで実施した学校関係者の方からの意見募集時点の説明内容です。 このため、記載内容(やリンクなど)が最新でない場合があります。 いただいた意見を反映した内容についてはこちらをご覧ください。 |
1. はじめに
2. 初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベル
3. 登録要件
4. 同時登録申請
4.1 同時登録申請の概要
4.2 料金
4.3 同時登録申請者間の協議
4.4 抽選
4.5 登録者が定まったドメイン名の登録
4.6 登録されたドメイン名について
5. 申請先着順による通常の登録申請
6. スケジュール
7. 関連文書
8. 初等中等教育機関などの予約文字列
9. よくあるお問い合わせ
JPRSは2017年10月より、汎用JPドメイン名及び都道府県型JPドメイン名の予約ドメイン名「初等中等教育機関等の名称」の特定組織による登録受付を開始します。
学校または学校設置者が「○○小学校.jp」といった初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルのドメイン名を登録できるようになります。
▼登録開始までのスケジュール(概要)は以下の通りです。
この文書では、初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルのドメイン名の登録について説明します。
なお、本資料に記載している内容は、今後変更となる可能性があります。
汎用JPドメイン名及び都道府県型JPドメイン名において「小学校」や「中学校」といった初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルは予約文字列に指定されています。
2017年10月より「○○小学校.jp」、「○○小学校.hokkaido.jp」、「○○小学校.北海道.jp」などのドメイン名の、日本国内に住所を持つ学校または学校の設置者(学校法人、地方自治体など)による登録受付を開始します。
原則としてサービス内容、各種規則は「汎用JPドメイン名」及び「都道府県型JPドメイン名」に準じます。
▼初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルのドメイン名の例
※ .jpはトップレベルドメイン(TLD)です。
登録資格は以下の通りです。
登録されたドメイン名に対し、JPRSでは定期的に登録要件を満たしているかの確認を行います。
登録要件を満たしていないと判断した場合は、該当ドメイン名の登録を取り消すことがございますので、あらかじめご了承ください。
初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルのドメイン名の通常登録申請に先立ち、同時登録申請を実施します。
同時登録申請は、登録希望者からJPRSへ直接メールで申請を受け付けます。
詳細は以下の通りです。
同時登録申請では一定の期間を設け、その間に受理した申請は同時に受け付けたものとみなします。
同一文字列に対し、複数の申請が競合した場合は同時登録申請者間の協議またはJPRSによる抽選にて登録者を決定します。
申請方法 | 登録希望者からJPRSへ直接メールで申請を受け付けます。 |
登録者の定め方 | 同一文字列に対し、複数の申請が競合した場合は「4.3 同時登録申請者間の協議」または「4.4 抽選」にて登録者を決定します。 登録者の定め方は以下の通りとします。
なお、同時登録申請者間の協議となった場合、協議への「不参加」を選択した同時登録申請は撤回されたものとみなします。 |
書類の提出 | 同時登録申請者が予約ドメイン名を登録できる特定組織であることを示す書類の提出を求めることがあります。 (JPRSが定める期間内に登録できる特定組織であることを示す書類の提出がない場合には、同時登録申請は不承認となります。) |
申請件数 | 複数のドメイン名を同時登録申請することができます。ただし、同一のドメイン名に対する同時登録申請を複数することはできません。 (2つ以上申請した場合、最後の申請を残し他の申請は不承認とします。) |
同時登録申請は無料とします。ただし、管理指定事業者経由で登録されたドメイン名の「登録料」をお支払いいただきます。
登録料のお支払いなどの詳細については、ドメイン名登録後に管理指定事業者にお問い合わせください。
同時登録申請で同一ドメイン名に対して複数の申請があり、当該ドメイン名の申請者の中で1名でも協議を選択した場合は、同時登録申請者間の協議で登録者を決定していただきます。
なお、協議中のドメイン名は「5.申請先着順による通常の登録申請」では登録できません。
協議の概要 | 同時登録申請者間の協議は以下の手順で行います。
|
同時登録申請者間の 協議結果の連絡 |
同時登録申請者間の協議結果は、JPRS所定の書式に当該ドメイン名の同時登録申請者全員が記名捺印の上、JPRSに送付してください。 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館13F 株式会社日本レジストリサービス 同時登録申請受付係 |
同時登録申請で同一ドメイン名に対して複数の申請があり、当該ドメイン名の申請者全員が抽選を選択している場合はJPRSによる抽選にて登録者を決定します。
抽選の方法 | 抽選から当選者の決定の流れは以下の通りです。
|
|
抽選の日程 |
抽選の日程は以下の通りです。
|
|
抽選番号の 確認方法 |
同時登録申請者にJPRSからメールにてご連絡します。 | |
抽選結果の 確認方法 |
同時登録申請者にJPRSからメールにてご連絡します。 | |
異議申立 | 抽選結果について、異議申立を行うことはできません。 |
同時登録申請が1件、または、「4.3 同時登録申請者間の協議」あるいは「4.4 抽選」により、当該ドメイン名の登録者が定まったとき、JPRSは同時登録申請の内容でドメイン名を登録します。
管理指定事業者の届け出 |
|
注意点 |
|
同時登録申請終了後、申請先着順による通常の登録申請を受け付けます。
申請先着順による通常の登録申請は、指定事業者を通じて申請してください。
学校名ドメイン名に関する今後のスケジュールは以下の通りです。
日程 | 内容 |
---|---|
2016年10月03日(月) | 規則の一般向け事前公開 |
2016年12月05日(月) | 規則実施 |
2017年10月02日(月)09:00 | 同時登録申請の受付開始 |
2017年12月22日(金)18:00 | 同時登録申請の受付終了 |
2018年01月 | 同時登録申請者間の協議の開始 |
2018年01月18日(木) | 抽選番号の通知 |
2018年01月25日(木) | 抽選結果の通知 |
2018年01月31日(水) |
同時登録申請のドメイン名登録 ※協議となった場合は、協議の結果を受けて随時ドメイン名登録を行います。 |
2018年02月01日(木)09:00~ | 通常登録申請の受付開始 |
汎用JPドメイン名及び都道府県型JPドメイン名に関連して新設、改訂する文書は以下の通りです。
▼規則類
以下の表で示す「予約文字列」で終わる日本語ラベルを、初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ラベルとします。
「予約文字列」で終わる日本語ラベルを登録できる特定の組織は、対応する「登録できる特定の組織」のいずれかとします。なお、予約文字列のみの登録はできません。
(例:幼稚園や幼稚園の設置者は「○○小学校」を登録できません。)
予約文字列 | 登録できる特定の組織 | |
---|---|---|
幼稚園 | ようちえん |
|
保育所 | ほいくしょ |
|
保育園 | ほいくえん | |
こども園 子ども園 子供園 |
こどもえん |
|
小学校 | しょうがっこう |
|
中学校 | ちゅうがっこう |
|
中学 | ちゅうがく | |
義務教育学校 | ぎむきょういくがっこう |
|
高等学校 | こうとうがっこう |
|
高校 | こうこう | |
中等教育学校 | ちゅうとうきょういくがっこう |
|
専門学校 | せんもんがっこう |
|
|
||
専修学校 | せんしゅうがっこう |
|
盲学校 | もうがっこう |
|
養護学校 | ようごがっこう | |
聾学校 | ろうがっこう | |
支援学校 | しえんがっこう |
No. | Question | Answer |
---|---|---|
1 | 「初等中等教育機関などの名称で終わる日本語ドメイン名」の登録に料金はかかりますか。 |
同時登録申請は無料です。ただしドメイン名の登録後、当該ドメイン名を管理する指定事業者(=管理指定事業者)を決定し、管理指定事業者を経由して登録料などをお支払いいただく必要があります。 料金は指定事業者によって異なるため、指定事業者にお問い合わせください。 |
2 | 指定事業者とは何ですか。 |
JPドメイン名における指定事業者は、ドメイン名登録者とJPRSの間に入ってドメイン名登録に関する窓口業務を行います。 詳細はこちらをご覧ください。 |
3 | 全ての指定事業者が日本語ドメイン名を取り扱っているのですか。 | 指定事業者によって取り扱いの有無は異なります。登録をご希望の場合、日本語ドメイン名の取り扱い有無を事前に指定事業者にご確認ください。 |
4 | 今回の日本語ドメイン名の登録は必須ですか。 | 必須ではありません。必要に応じてご登録ください。 |
5 | 既に別のドメイン名を登録しています。同じ組織で今回の日本語ドメイン名を登録できますか。 | ED.JPやAC.JP等のドメイン名を登録済みの組織であっても、今回の日本語ドメイン名を登録できます。また、登録済みのドメイン名を廃止したり、変更したりする必要はありません。 |
6 | 学校教育法における中学校の設置者が、△△小学校.jpという文字列を登録することはできますか。 | 登録できません。予約文字列ごとに、登録できる組織を定めています。予約文字列と登録できる組織の関係は、「8. 初等中等教育機関などの予約文字列」をご覧ください。 |
7 | 1つの組織で複数の予約文字列のドメイン名を登録することはできますか。 |
1つの組織で複数のドメイン名を登録することができます。 また、登録件数の上限はありません。 |
8 | 「△△学院.jp」「△△学園.jp」「△△自動車大学校.jp」というドメイン名を登録したいのですが、「8.初等中等教育機関などの予約文字列」に記載がありません。この文字列は登録できないのですか。 |
「学院」「学園」「自動車大学校」は、もともと予約文字列ではないため、本内容の手続きを行うことなく、どなたでも登録可能です。 以下文書に定めた予約ドメイン名以外の文字列は、どなたでも登録が可能です。 ・汎用JPドメイン名における予約ドメイン名 ・都道府県型JPドメイン名における予約ドメイン名 |
9 | 専門学校△△という組織があります。この組織がドメイン名を登録したい場合、ドメイン名は専門学校△△.jpという形式で登録する必要がありますか。 |
組織名称とドメイン名は、必ずしも一致させる必要はありません。 また、専門学校△△.jp(文字列の前方が予約文字列と一致)は、もともと予約ドメイン名ではないため本内容の手続きを行うことなく、どなたでも登録可能です。 (「△△専門学校.jp」のように、「△△予約文字列.jp」(文字列の後方が予約文字列と一致)というドメイン名を登録したい場合が、本内容に該当します) |