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DNSサーバの不適切な設定の削除とそれに伴う技術細則の改訂について

2005/12/05 公開
2006/01/10 更新

ドメイン名を正しく運用するためには、適切にDNSサーバの設定をすることが必要です。DNSサーバの設定が不適切な場合、インターネットの運用に悪影響を及ぼしたり、ドメイン名がインターネット上で正しく利用できなくなることがあります。

 

特に、DNSサーバのホスト名として利用していたドメイン名が存在しなくなってしまった場合は、ドメイン名が正しく利用できないだけでなく、その後にドメイン名へのトラフィックを乗っ取られてしまうというような危険性が指摘されています。

 
DNSの不適切な設定が発生する危険性があるケースとネームサーバ設定状況の確認方法について
http://jprs.jp/whatsnew/notice/before2011/problematic_ns_notice.html

このため、JPRSでは以下の措置を実施することとし、これに伴い「JPドメイン名の登録等に関する技術細則」を改訂いたしました。

 

これまでの取り組み


JPRSでは、このような危険性の解消に向けて以下の取り組みを行いました。


 

この取り組みの結果、危険性のあるドメイン名を減少させることができましたが、ドメイン名の廃止や変更に伴い危険性のあるドメイン名は随時発生するため、より効果の高い措置の実施が必要と判断しました。

 

実施内容


技術細則の改訂にともない、2006年1月より、以下の通り危険性の高い状態にあるネームサーバ設定を削除いたします。

頻度

  • 月に1度。

削除対象

  • 存在しないJPドメイン名をネームサーバホスト名に含んでいるネームサーバ設定

    ※トップレベルドメイン名がJP以外のネームサーバ設定(ns.example.com など)は削除対象とはなりません。

    ※属性型・地域型JPドメイン名で状態が「Renamed」または「To be deleted」となっているドメイン名については、ネームサーバ設定が全て削除された時点で一時凍結ドメイン名となりますのでご注意下さい。

削除結果

  • 指定事業者に情報提供します。

削除による影響

  • ネームサーバ設定として機能していないものを削除するため、該当するドメイン名へのインターネット接続性には影響ありません。

  • 管理権限を第三者が取得する危険性があるネームサーバ設定を削除するため、フィッシング等の危険が減ります。

 

削除対象となる例

 

以下のようなネームサーバ設定がされており、「example1.jp」というドメイン名が登録されていない場合。

 

設定内容
 
ドメイン名:       EXAMPLE.CO.JP
ネームサーバ:  ns1.example1.jp
ネームサーバ:  ns1.example2.jp
ネームサーバ:  ns1.example.co.jp
 
←ns1.example1.jpが削除対象
 
 

 

文書の改訂

この対応に伴い、次の文書を改訂しました。変更後の改訂対象文書は次のURIにて公開しています。

 
URI : http://jprs.jp/what/dom-rule/regulations/index.html
改訂対象文書

  • 属性型(組織種別型)・地域型JPドメイン名登録等に関する技術細則
  • 汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則

改訂実施日
2006年1月10日
改訂点
存在しないJPドメイン名をネームサーバホスト名に含んではならない旨を記述しました。また、このようなネームサーバホスト名がある場合、JPRSはその設定を削除できることを記述しました。

・該当条項
「属性型(組織種別型)・地域型JPドメイン名登録等に関する技術細則」3.1
「汎用JPドメイン名登録等に関する技術細則」5.1
 

最後に

JP以外のドメイン名を使用したDNSサーバの設定や、既に一度廃止されたドメイン名が第三者によって登録されている場合など、今回の対応に含めることができない危険性が存在する可能性もあります。

 

DNSサーバの管理者はそのサーバを適切に管理・運用する権限と責任を有しており、個々のDNSサーバの適切な管理・運用がインターネット全体の健全性の向上につながります。

 

DNSサーバの設定が常に正しい状態にあるよう、ドメイン名の運用の中で日常的に確認を行ってください。

 

参考 URL
 
 

2006/01/10 技術細則実施に伴う修正