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JPドメイン名についてのお知らせ
ドメイン名を正しく運用するためには、適切にDNSサーバの設定をすることが必要です。DNSサーバの設定が不適切な場合、インターネットの運用に悪影響を及ぼしたり、ドメイン名がインターネット上で正しく利用できなくなることがあります。
特に、DNSサーバのホスト名として利用していたドメイン名が存在しなくなってしまった場合は、ドメイン名が正しく利用できないだけでなく、その後にドメイン名へのトラフィックを乗っ取られてしまうというような危険性が指摘されています。
このため、JPRSでは以下の措置を実施することとし、これに伴い「JPドメイン名の登録等に関する技術細則」を改訂いたしました。
JPRSでは、このような危険性の解消に向けて以下の取り組みを行いました。
この取り組みの結果、危険性のあるドメイン名を減少させることができましたが、ドメイン名の廃止や変更に伴い危険性のあるドメイン名は随時発生するため、より効果の高い措置の実施が必要と判断しました。
以下のようなネームサーバ設定がされており、「example1.jp」というドメイン名が登録されていない場合。
設定内容 |
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ドメイン名: EXAMPLE.CO.JP ネームサーバ: ns1.example1.jp ネームサーバ: ns1.example2.jp ネームサーバ: ns1.example.co.jp |
←ns1.example1.jpが削除対象 |
この対応に伴い、次の文書を改訂しました。変更後の改訂対象文書は次のURIにて公開しています。
JP以外のドメイン名を使用したDNSサーバの設定や、既に一度廃止されたドメイン名が第三者によって登録されている場合など、今回の対応に含めることができない危険性が存在する可能性もあります。
DNSサーバの管理者はそのサーバを適切に管理・運用する権限と責任を有しており、個々のDNSサーバの適切な管理・運用がインターネット全体の健全性の向上につながります。
DNSサーバの設定が常に正しい状態にあるよう、ドメイン名の運用の中で日常的に確認を行ってください。
2006/01/10 技術細則実施に伴う修正