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ドメイン名関連会議報告

2023年

[第116回IETF Meeting報告] Story-Tellingのイベントが初開催

本記事では、第116回IETF Meetingにおける話題から、非公式イベントとして初開催された「Story-Telling in Yokohama」についてご紹介します。

Story-Telling agとStory-Telling in Yokohama

Story-Telling ag(Affiliate Group)は、「物語を語る・伝えること」を意味する「ストーリーテリング」に関心があるIETF参加者が集う場で、誰でも参加することができます。

ストーリーテリングを行ってきたスウェーデンのOlle E. Johansson氏と、童話作家でもある英国のAdrian Farrel氏の2名によって2022年11月にメーリングリストが立ち上げられ、IETFの歴史にまつわる物語や、IETF会合が開催される国・地域にまつわる物語を集め語る場としてその活動を開始しました。

Story-Telling in Yokohamaは、IETF 116の会期3日目、3月27日のランチタイムにIETF Story-Tellingの初のイベントとして開催されました。

本イベントは、Adrian Farrel氏とIETF開催地である横浜に在住するJPRSの米谷嘉朗が企画し、趣旨に賛同したJPRSがランチスポンサーとして協賛、またIETF事務局が会場とオンライン中継を提供しました。

地元高校生が横浜の魅力を紹介

Story-Telling in Yokohamaでは、開催地である横浜にある横浜国際高等学校の高校生3名が話者として、横浜の文化や歴史、観光情報などを紹介しました。

横浜が、新橋と結ばれた日本における鉄道発祥の地の一つであることや、水上バスやロープウェイを使った横浜の景色の楽しみ方が語られるなど、現地のことをよく知る高校生からの話に参加者からは質問が複数寄せられるなど、会場は大いに盛り上がりました。

横浜国際高等学校の高校生による発表