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JPRSの用語辞典では、ドメイン名やDNS、サーバー証明書に関する用語を紹介、解説しています。
ドメイン名やIPアドレス、AS番号といったインターネット資源の登録・割り当てを担当する組織(登録管理機関)のことです。ドメイン名のレジストリと、IPアドレスやAS番号のレジストリを担当する組織は異なる場合があります。
ドメイン名のレジストリは、登録済みドメイン名の情報と登録者情報を管理しています。ドメイン名を必要としているユーザーは、希望する文字列を決め、ドメイン名レジストリに登録申請を行います。レジストリは申請を受け取ると、登録規則を満たしているかを審査し、その名前が未登録であることを確認します。その後、申請を受理し、登録済みのドメイン名としてレジストリデータベースに追加することにより、そのドメイン名の一意性を保証します。
IPアドレスやAS番号のレジストリは、未分配のIPアドレスブロックと分配済みのIPアドレスブロックの両方を、「一意性」「登録」「経路集成」「節約」「公平性」という五つの原則に従って管理します。IPアドレスの分配にあたっては、管理原則に則った運用が行われるか、希望するIPアドレスの数が適切かなどをあらかじめ審査し、必要な分配量を決定します。そして、分配したアドレスをデータベースに登録管理することにより、そのアドレスの一意性を保証します。
ドメイン名のレジストリは、ドメイン名をIPアドレスに変換(正引き)するための権威サーバー(権威DNSサーバー)を運用し、IPアドレスやAS番号のレジストリは、IPアドレスをドメイン名に変換(逆引き)するための権威サーバーを運用します。
日本を表すTLD(トップレベルドメイン)である「jp」のレジストリは株式会社日本レジストリサービス(JPRS)であり、日本国内に割り振られたIPアドレスやAS番号のレジストリは一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)です。
* 権威サーバー(権威DNSサーバー)(JPRS)
* 正引き(JPRS)
* 逆引き(JPRS)
* TLD(トップレベルドメイン)(JPRS)
* JPNIC(ジェーピーニック)(JPRS)
* 日本におけるインターネット資源管理の歴史〜ドメイン名とIPアドレスを中心とした日本のインターネットの歩み〜第1章 資源管理とレジストリ(JPNIC)