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JPRSの用語辞典では、ドメイン名やDNS、サーバー証明書に関する用語を紹介、解説しています。
DNSサーバーに対するDoS攻撃手法の一つです。
攻撃者は、自身が管理権限を持つドメイン名(以下の例ではexample.com)の委任情報として、攻撃対象となるドメイン名(以下の例ではexample.jp)に、互いに異なる存在しないサブドメインを付加したドメイン名(fake-1.example.jp、fake-2.example.jp、…、fake-n.example.jp)を権威サーバー(権威DNSサーバー)に指定した、多数のNSリソースレコードを登録します。
この状態で攻撃者が準備したexample.comのドメイン名に対する名前解決が実行された場合、フルサービスリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)から攻撃対象となるexample.jpの権威サーバーに、登録されたNSリソースレコードのドメイン名を名前解決するための問い合わせが行われます。攻撃者はフルサービスリゾルバーを利用して攻撃の規模を拡大し、example.jpの権威サーバーや名前解決を実行しているフルサービスリゾルバーを、サービス不能の状態に陥らせます。
* ランダムサブドメイン攻撃(DNS水責め攻撃)(JPRS)
* DoS攻撃(DDoS攻撃)(JPRS)
* 権威サーバー(権威DNSサーバー)(JPRS)
* 委任情報(JPRS)
* NSリソースレコード(JPRS)
* 外部名(JPRS)
* 名前解決(Name Resolution)(JPRS)
* フルサービスリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)(JPRS)
* 問い合わせ(JPRS)
* DNSリフレクター攻撃(DNSアンプ攻撃)(JPRS)
* NXNSAttack: upgrade resolvers to stop new kind of random subdomain attack | The CZ.NIC Staff Blog(CZ.NICによるNXNSAttackの解説記事)