PTRリソースレコード(ポインターリソースレコード)
別のドメイン名空間を指し示すためのリソースレコードで、逆引きDNSや、DNSを用いたサービス発見(※)におけるサービスの列挙のために使われます。
以下に、IPv4及びIPv6アドレスにおける逆引きDNSの記述例を示します。
- IPv4の場合はIPアドレスの表記を逆順にした上で「in-addr.arpa.」を最後に付け加えます。
2.2.0.192.in-addr.arpa. IN PTR mail.example.jp.
- IPv6の場合はニブル(4bit)ごとに区切ったIPアドレスをドットで連結し、逆順にした上で「ip6.arpa.」を最後に付け加えます。
1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.8.b.d.0.1.0.0.2.ip6.arpa. IN PTR mail.example.jp.
【図:「192.0.2.2」というIPv4アドレスの逆引き例】
※ 提供可能なサービスを、DNSを用いて検索・通知する手法。DNS-SDとしてRFC 6763、で定義。
* リソースレコード(JPRS)
* 逆引き(JPRS)
* IPアドレス(JPRS)
* ドメイン名(JPRS)