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JPRSの用語辞典では、ドメイン名やDNS、サーバー証明書に関する用語を紹介、解説しています。
別名に対する正式名を指定するためのリソースレコードです。
ホスト名には、「canonical name(正式名)」以外に、「aliases(別名)」を付けることができます。DNSの名前解決では、CNAMEリソースレコードが見つかった場合、ドメイン名を正式名に置き換えて名前解決を継続します。ある別名に対する正式名は常に一つであるため、一つの別名に対し、正式名を二つ以上指定することはできません。
CNAMEリソースレコードは、以前はホスト名に別名を付ける手段として使われていました。現在では主にCDN (Contents Delivery Network)や、/24未満のIPv4アドレスの逆引きを設定する際に使われています。
別名は、例えば1台のサーバーで複数のサービスを提供している場合に、サービスごとにサーバーの名前を変えるときに使用します。サーバーの正式なドメイン名はservice.example.jpであるが、将来のことを考えて情報提供ではinfo.example.jpを、ショッピングではshop.example.jpというドメイン名で運用したいといったケースが該当します。この例のような場合、DNSではCNAMEリソースレコードを用いて以下のように定義できます。
* リソースレコード(JPRS)
* 名前解決(Name Resolution)(JPRS)