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JPRSの用語辞典では、ドメイン名やDNS、サーバー証明書に関する用語を紹介、解説しています。
EDNS0により定義される、特殊なリソースレコードです。
通信中のDNSメッセージのadditionalセクション中にのみ存在し、クライアントが受け取り可能なメッセージサイズ(ペイロードサイズ)やフラグ、ステータスといった情報をやりとりする目的で使われます。EDNS0オプションにより、複数の機能や情報をOPT疑似リソースレコードに含め、相手に伝達することができます。
OPT疑似リソースレコードによる情報伝達にはEDNS0のサポートが必要であり、通信相手がEDNS0をサポートしているか否かは以下のように判定されます。
EDNS0をサポートした送信元は、OPT疑似リソースレコードを付加したDNSメッセージを通信相手に送信します。相手がEDNS0をサポートしている場合にはEDNS0が付加された応答が返るため、その相手との通信ではEDNS0が有効になります。相手がEDNS0をサポートしていないことを検知した場合、送信元はOPT疑似リソースレコードを付加しないDNSメッセージを再送し、その相手との通信ではEDNS0を無効とします。
* JPRSトピックス&コラム(No.8):「512の壁」を越える〜EDNS0の概要と運用上の注意〜(JPRS)
* EDNS0(イーディエヌエスゼロ)(JPRS)
* リソースレコード(JPRS)
* 応答 ※ DNSメッセージ形式の説明あり(JPRS)
* 問い合わせ(JPRS)
* フルサービスリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)(JPRS)
* 権威サーバー(権威DNSサーバー)(JPRS)