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JPRSの用語辞典では、ドメイン名やDNS、サーバー証明書に関する用語を紹介、解説しています。
2021年1月にイスラエルのサイバーセキュリティ専門家チームJSOFが公開した、DNSフォワーダーdnsmasqの脆弱性です。DNSpooqには、以下の脆弱性が含まれています。
1. 内部処理の不具合により、DNSキャッシュポイズニングの成功確率が上昇する(CVE-2020-25684、CVE-2020-25685、CVE-2020-25686)
2. DNSSEC検証の不具合によりバッファオーバーフローが発生し、最悪の場合、リモートコード実行(RCE)が可能になる(CVE-2020-25681、CVE-2020-25682、CVE-2020-25683、CVE-2020-25687)
dnsmasqはホームルーターなど、ネットワーク機器で動作している場合があります。該当するネットワーク機器を利用している場合、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
* DNSPOOQ - JSOF(DNSpooq公式サイト)
* DNSpooq - Cache Poisoning and RCE in Popular DNS Forwarder dnsmasq(JSOFのテクニカルホワイトペーパー)
* Dnsmasq - network services for small networks.(dnsmasq公式サイト)
* dnsmasqにおける「DNSpooq」脆弱性の公開について(JPRSの注意喚起)